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開催期間 : 7/19 - 8/26

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光と色彩で、旅した世界を描く作家・衣笠泰介による個展「旅する色彩 – Letters of Color」を7月19日(土)より開催

HERALBONY ISAI PARK(岩手県盛岡市)では、7月19日(土)〜8月29日(金)まで、作家・衣笠泰介による「旅する色彩 – Letters of Color」を開催いたします。

衣笠氏は、家族とともに世界各地を巡りながら、旅先で出会った景色を、光と色彩に溢れた独自の視点で描き出しています。鮮烈な色づかいと豊かな感性により、見る人を惹きつける唯一無二の世界を創り上げています。

彼の制作の原点は、小学校から高等部まで続けた「絵日記」。言葉で思いを伝えることが難しかった彼にとって、絵は家族と、先生との大切なコミュニケーション手段でした。絵を通じて、日々の出来事や思いを伝えてきたその経験が、現在の表現へとつながっています。

そして、絵日記の延長として描き始めた風景画は、「沖縄に行ったね」「シンガポールは暑かったけどサファリが楽しかったね」——そんな家族との会話と思い出の中から生まれました。旅先では写真集や画集を手に入れ、それをめくりながら記憶の風景を頭の中で組み合わせて描いていきます。描かれるのは彼の内なる風景です。

これまでヘラルボニーとのコラボレーションや、東京を中心に多くの展示を重ねてきた衣笠氏ですが、盛岡では初の展示となります。光に満ちた色のたよりが、夏の盛岡に鮮やかな景色を届けます。

また、7月26日(土)には、衣笠氏による盛岡をテーマにしたライブペイントも開催いたします。ぜひご覧ください。

展示概要

「旅する色彩 – Letters of Color」

会期:2025年7月19日(土)〜8月29日(金)
時間:10:00〜19:00
場所:HERALBONY ISAI PARK(岩手県盛岡市菜園1丁目10-1 パルクアベニュー川徳 1階)
休館日:8月26日(火)※その他カワトク休館日に準ずる

衣笠 泰介Taisuke Kinugasa
個人/京都府

1989年 京都市生まれ。2歳から絵を描き続ける。生きることは描くこと。マジカルとも評される色彩感覚と感受性で、光と色彩に溢れた世界を描く。そのアートワークは国内外で高い評価を受けている。京都市内のギャラリーミラクルを拠点に、東京・京都・沖縄・札幌・大阪・岡山・ニューヨークなど、各地で個展を開催。様々な大手企業コラボレーションや製品化、商業空間や公共施設展示などプロジェクト多数。京都上御霊神社と京都御所内白雲神社の絵馬所には、大作絵馬が奉納常設展示されている。

展示作品一部ご紹介

《スーツケースの中には》
画材|アクリル絵具、木製パネル
作品サイズ|610×610

《ビーチへ行こう》
画材|アクリル絵具、木製パネル
作品サイズ|650×530

《昔の京都へ行ってみよう》
画材|アクリル絵具、木製パネル
作品サイズ|1170×1170

《ニューヨーク5番街》
画材|油絵の具、麻キャンバスパネル
作品サイズ|1303×1620mm

会期中イベントのお知らせ

【ライブペイント】色彩の現在地 – Live Painting in Morioka

盛岡の地にて、衣笠氏が感じた「今の盛岡」をキャンバスに映し出します。その場で生まれる色彩の世界を、ぜひ間近でご体感ください。

日程:2025年7月26日(土)
時間:11:00〜12:00 / 13:30〜14:30
場所:HERALBONY ISAI PARK(岩手県盛岡市菜園1丁目10-1 パルクアベニュー川徳 1階)